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初めてのDIY〜 作業に合わせた必要最低限の工具を揃えよう

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DIYを始める人
DIYを始める人

ちょっとした棚が欲しい。

ちょっとした踏み台が欲しい。

お店で見てもいいのが見つからないし。

自分で作ってみようかな・・・ってどんな工具がいる?家でできるのか?

shinp
shinp

DIYを始める方を応援します。

7年前に、「とりあえず、つくっちゃお」と始めたDIYが、今だに続いているshinpがお届けします。

簡単なものから、少し複雑なものまで。自分で作って節約生活しています。

この記事で、二つの最低限必要なものがわかります。

なぜ最低限なのか。

それは、次のDIYを行うか分からない方もいるからです。

私が、そうでした。

「とりあえず一回つくってみよう」から始めたDIY。次があるか分からないから、道具を買うか迷いました。

しかし、作業が楽しかったこともあり、とりあえずが二回目・三回目と続き、今にいたります。

DIYを続けていますが、ペースはゆ〜っくりです。

DIYが習慣ではないけど、欲しいものができたら自分で作る。

頻繁に作業しないから、工具は必要なものだけ手に入れたい。

そんな、今後は分からないけど、初めてのDIYにチャレンジする方に役立つ内容です。

初めてのDIYのこんな悩みを解決

どんな作業があるのか

作業にあった必要な工具

DIYに必要な作業環境

最初から、たくさん工具を買う必要はありません。

作りたいもの、必要な作業に合わせた最低限の工具だけ準備しましょう。

もし、DIYが好きになり続けて製作するとなったら工具を揃えていけば良いのです。

作業環境も同じです。最低限の場所を確保しましょう。

私はこれまで、欲しいと思う家具があると、買うより作るを選んできました。(一部例外がありますが)

正直、こんなにDIYを続けるとは思いませんでした。

DIYで物を作ると、次のDIYまで時間が長く空くため、道具にお金をかけてません。

電動の道具はいまだに購入していません。毎回「次があるかな?」と考えるためです・・・

作業に時間はかかるけど、今後もどれくらいDIYするか分からないし・・・。

だからこそ分かる、「手作業で、ものづくり」する為に必要な工具。

では、いってみましょう!

作業で考える【必要になる道具】

長さを測る・線をひく

何かを作ろうとしたときに、設置スペースを測り確認する必要があります。

また、設計する時に寸法を測ったり、材料をカットする時に寸法を測り罫書きをする必要があります。

この時必要になるのが、メジャーと差し金です。

メジャー

メジャーとは、目盛りが入ったテープ(帯)で長さを測定する道具です。長いテープが、コンパクトに巻かれてケースに収納されています。

測定長さは、1m程度のものから100mのものまで様々です。

材質も、布や樹脂製、金属製など様々なものがあります。

メジャーの購入時は、金属製のもので、測れる長さに注意しましょう。

「大は小をかねる」という事もあるので、長く測れるものが失敗しません。

家の中から、庭づくりまでDIYする事を考えると、5mを測れるメジャーが間違いないです。

メジャーはロック機能が付いているものを、おすすめします。

ロックをかけていれば、手をはなしてもテープ(目盛り)を伸びたままキープできます。

  • 一人で長物を測る際に便利です
  • メジャーを置いて、0の位置を見直す(修正)作業などが簡単にできます

ロックが付いていないと、長さを測定しようとしても、テープが収納しようするので位置をキープする事が難しいです。

一人で長い距離を測る場合は、テープ幅が15mm以上のものが伸ばしている途中で「ポキっ」と折れにくくて便利です。

 

 

 

さしがね

差し金は、L字の金属製のものさしです。

「さしがね」の用途

  • 真っ直ぐ線をひく
  • 角度のついた線を引く(30度45度60度)
  • 寸法を測る
  • 直角を確認する
  • たわませて曲線を引く

など、様々な使い方ができ便利です。

自宅でのDIYで使用する場合は、30cm程度のものがあれば、使い勝手もよく困ることがありません。

ステンレス製が、汗などが付着してもサビにくく長持ちします。

 

 

 

材料を切断する

DIYを行う際、買ってきた木材を必要な寸法に切断しなければなりません。

この時必要になるのが、ノコギリです。

ノコギリ

ノコギリとは、金属や木材を切断するための工具です。

ノコギリは色々な種類のものがあります。

対象物の材質、切り口の仕上がり、切り方などで変わります。

その中でおすすめは、替え刃式ノコギリです。

メリット

  • 切れ味が悪くなったら、刃だけを交換できコストが安い
  • 用途(金属・塩化ビニルなど)に合わせて、刃を交換できる
  • 刃の種類が増えるだけなのでかさばらない

デメリット

  • 刃の交換が面倒な人には向かない
  • 柄と刃のメーカーが違うと使えない場合がある

使用用途にあわせて縦引き・横引き用などのノコギリがあります。

刃の形状が変わってくるのです。両方を兼ね備えた刃を使用すると交換の必要がありません。

 

 

木材を真っ直ぐ切るこころえ

  • 材料を動かないように固定する
  • ノコギリと木材に書いた罫書き線を、一直線上にみおろす。
  • リズミカルにノコギリを引く
  • 1ストロークで、刃の全体を使う

横からのぞいたり、前屈みになると曲がりやすくなります。

正直、素人が真っ直ぐ切るのは難しいです。

こんな失敗は日常茶飯事【体験談】

  • 木材同士を繋ぐ時に、斜めにカットしたせいで隙間ができる
  • 台の脚を同じ長さに切ったはずが、組み付けるとガタガタする
  • ネジを締め込む面(接合面)が斜めになり、ネジを締め付けると傾く

私は、数々の失敗を経験しました。

そして早々と、自分の技で真っ直ぐ切ることを諦めました。

道具を使えば楽なんです。

ソーガイド

ソーガイドとは、木材をまっすぐ切断するための案内役です。

ノコギリの刃が斜めになったりしません。

木材が真っ直ぐ切れるように、ノコギリを案内してくれます。

角度は直角、水平45°、傾斜45°に固定できるのも特徴です。使い勝手が非常によいです。

これひとつあれば、木材を正確に真っ直ぐカットできます。

ノコギリとセットになったものもあります。

 

 

マイターボックス

ノコギリで木材を綺麗に切断するための道具。

マイターボックスに入るサイズの木材であれば、真っ直ぐ切ることができます。

カットできる角度は溝で決まっています。90°・45°・22.5°など。

今まで角度が足らずに困ったことはありません。

安いし、とても便利です。

ただし、プラスチック製なので、ノコギリの歯で溝を削ってしまいます。

何も気にせず使っていると、ガイドがノコギリの刃で削られ、ガタガタになることもあります。

プラスチックの削れカスが見えたら、正しい姿勢・刃の傾きに軌道修正しましょう。

 

 

木材の面取り、表面を仕上げる

木材をカットすると切断面にバリがでます。

木材の表面が元々荒れていたりします。ザラザラする手触りです。

そんな木材の面取りや表面を仕上げるのがサンドペーパーです。

サンドペーパー

サンドペーパーとは、紙や布製のヤスリです。研磨剤を塗布した紙や布のシートでできています。

木材や金属を研磨するときに使用します。

サンドペーパーで材料を「こする」ことで、滑らかにしていきます。

サンドペーパーの表面の粗さは、「#」をつけた数字で表現します。

紙ヤスリは#40〜#2000まであります。

数字が小さいほど目が粗く、数字が大きいとめが細かくなります。

粗目#40〜100、中目#120〜240、細目#280〜800、極細目#1000〜2000となります。

粗→中目→仕上げの順に紙ヤスリをかけると、効率よく面を仕上げることができます。

素手でペーパーヤスリを激しくこすると、摩擦熱で熱くなり危険です。

ペーパーヤスリを、不要な2×4材などに巻きつけて木材をこすると、摩擦で熱くなっても「あつっ」と火傷しません。

 

 

下穴をあける

ネジで木材を固定する際、下穴がないと、木材の割れにつながります。

また、ドライバーでネジを締め込む際に、下穴がないと、硬くネジが入らないこともあります。

硬いままドライバーを回していると、ドライバーが滑り、ねじ山を潰してしまいます。

そんな失敗をなくす為に下穴を開ける道具が必要になるのです。

木材に下穴をあける手工具として、「きり」がありますが正直にいいます「作業効率がわるいです。」

穴を開けるときに、力が入りにくい。
下穴のサイズが選べない。

などの、理由です。

この弱点を補う事ができるのが「ドリル」と「ハンドドリル」です。

ドリル

ドリルとは、材料へ穴あけ加工をするための切削工具です。

回転しながら、穴を掘り進めます。

DIYを行うなら、必ず必要になります。

木工用と鉄鋼用のドリルが売られています。

ドリルの違いは刃先の形状です。

  • 鉄鋼用・・・ドリルの中心からあたり、中心から外側に円を削り広げていく
  • 木工用・・・ドリルの中心からあたり、次に円周を削り、そこから内部を削る

木工用のドリルの方が、円周(穴の縁)の繊維をしっかり削るため綺麗な穴が開きます。

鉄鋼用だと穴の開け始めに、バリが出やすいです。ただし、面取り作業をすれば問題はないです。

鉄鋼用ドリルですが、木工にも代用可能です。鉄鋼用ドリルの方が、サイズが選択しやすいです。

  • 鉄鋼用・・・0.1mm単位で販売
  • 木工用・・・0.5mm単位のセットがほとんど

DIYの場合は、色々なドリルが入ったセットを買っておけば、後から追加で買い足す必要がありません。

 

 

そして、このドリルを回すのが「ハンドドリル」です。

ハンドドリル

ハンドドリルとは、手回し式のドリル(刃物)を回転させる道具です。

ドリルを装着し、取手を握り回転させる力で穴を開けていきます。

手動なので静かに作業できます。

硬い木材に穴を開けるときは、少し力が必要になります。

コンパクトで、回しやすく、力が入りやすいものが、DIY作業しやすいです。

取り付けできる刃物のサイズが商品によって異なるので、使用できるドリルのサイズを確認して購入しましょう。

安いもので充分です。

 

 

固定して組立てる

ネジで固定する

カットした木材を組み合わせて、ネジ固定する際に必要なのが「ドライバー」です。

ドライバー

ドライバーとは、ネジを締めたり緩めたりする工具です。

プラスドライバーとマイナードライバーがあり、ネジの穴にあったものを使用する必要があります。

サイズの違うドライバーを使用していると、ネジ穴がなめてしまい、締めも緩めも出来なくなります。

DIY以外でも、日常のいたるところで必要になる工具でもあります。

サイズ違いのプラスとマイナスドライバーがセットになったものがあれば、困る事はありません。

そして、グリップが握りやすいものを選びましょう。力を入れてネジを締めることができます。

 

 

釘で固定する

釘は「引き抜きの力」に弱く、「せん断する力」には強いという特徴があります。

釘を斜めに打つ事で、弱点である「引き抜きの力」をアップすることもできます。

釘を打ち込むのに必要なのが、「かなづち」です。

かなづち

かなづちとは、ものを打ちつけたり、叩いたりする工具です。

選び方は、大きい釘には重いかなづち、小さい釘には軽いかなづちを使う方が、釘をうちやすいです。

柄を持つ手の位置を変えることで、衝撃力を変えることができます。

  • 頭に近い位置を握る・・・小刻みに、小さな衝撃を与える
  • 頭から遠い柄の端を握る・・・大きな反動で強い衝撃を与える

何種類も買う必要はないので、扱いやすい重さのかなづちを選択しましょう。

金属と樹脂が一つになっていると、硬いものから柔らかいものが叩ける為、一本で用途が広がります。

 

作業で見る【DIYに必要な作業スペース】

木材の保管・切断

保管場所

DIYを行う際、準備から完成までが1日で終わる事は、ほとんどありません。

その為、材料を保管するスペースが必要になります。

同居者がいる方は、生活導線の邪魔にならない場所に保管しましょう。同居者より指摘を受けると、テンション下がります。

木材の長いものは2m超えることもあります。屋外に置き場がない場合は、長物を保管するスペースを考えておかなければなりません。

難しい場合は、ホームセンターなどでカットして収納できるサイズに加工して持ち帰りましょう。(無駄が出ない寸法を考えましょう)

壁に立てかけると、スペースは少なくてすみます。壁と木材の間に保護を入れとくと、壁紙が傷つきません。

立てかけて保管する場合は、倒れないよう縛ったり、滑り止めを敷いたりして、対策しておきましょう。

作業スペース

  • 木材をカット

作業スペースを、風のない屋外に広いスペース確保できれば最高です。

しかし、そんな恵まれた環境は難しいのが現状。

屋外で作業しようにも、風の影響などを受けやすいので、木材の切り粉などが飛散して周囲が大変なことになってしまいます。

そこで、私が実際にDIYを行っているのがフローリングの子供部屋です。

まだ子供部屋として使っていないので、作業するときだけ使っています。

この部屋を選んだ理由は2つだけ

  1. 物が少なく広いスペース
  2. フローリングなので、切り粉を掃除機で吸い込みやすい

使用していない部屋があれば利用しましょう。

フローリングの注意点

  • フローリングは柔らかい為、道具を落としたりすると、すぐ傷になる
  • カッターナイフを床の上で使用するときは、工作ボードを利用する

フローリングに傷を入れてしまいました(数カ所)。

注意して作業しましょう。(写真はカッターナイフで切りました)

無垢の床だと、木材から出た切り粉が床材の隙間に落ちて取れなくなります。シートを敷くなど対策が必要です。

手作業での加工だと、激しく切り粉が飛んでいくことはありません。加工するテーブル周りを広げておけば作業可能です。

作業する周囲に物があれば、できるだけ移動して広くしましょう。

初めてのDIY『まとめ』

初めてのDIYは、必要最低限の道具だけを揃えましょう。

これまで紹介してきた作業を考え、家に置いていない道具を揃えればDIYできます。

ものを作る楽しさや、作品が完成した時の満足感などを体験してみてください。

DIYが「やみつき」になれば、必要に応じた工具を買い足す。電動工具を導入するなど、次のステップに進めば良いと思います。

もし、DIYは「合わない」となっても初期投資が少なければ、ダメージは軽症で済みます。

「とりあえず、つくっちゃお」まずは、ここから。

必要なものだけでいいのです。

最低限でいいのです。

続けるかどうかはやってみないとわかりません。