あなたは「たんぱく質」について、どれくらいご存知だろう?
まったく興味がない。
栄養士でもないのに、たんぱく質に興味を持つと思う?
という貴方。
たんぱく質が「ダイエット」や「健康」に絶対欠かせないものだとしたら・・・。
体にとって重要な栄養素だとしたら・・・。
たんぱく質ではなく、プロテインと聞くと、ピンとくる人もいるのではないだろうか。
「あっ。筋トレする人が飲む薬でしょ!」
・・・違います。危ない薬ではありません。
白状します。実は私も、プロテイン=筋肉増強剤と勘違いしていました。
正解は
プロテイン=たんぱく質
です。
筋トレ後に水に溶かして飲んでいる粉状のもの(プロテインパウダー)は、たんぱく質を効率的に摂取できる補助食品です。
知識がない=どれだけ頑張ってダイエットやトレーニングをしようと、努力が台無しになりかねません。
足りない知識を補ってくれるのが、本書「たんぱく質の話」である。
- ダイエットや美容に興味があり、食事制限している方
- 加齢と共に体がたるんできた方
- 健康づくりやトレーニングに励んでいるが、効果を感じない方
- 子供を育てている方
体を変えるのは努力じゃない、知識だ。まずは、学べ!!
知識があれば、貴方の努力は必ず報われる。
年齢なんて関係ない。現在進行形で「効果」を体験しています。
中年男子の悪あがきを書いた記事があります。最初の方に写真も乗せているのでよかったら効果を確認ください。↓
ダイエット方法やトレーニング方法より先に、たんぱく質が何故「美容や健康」に繋がるのかを理解しましょう。
私たちの体を作るのは食事なのです。
たんぱく質について教えてくれるのは、シリーズ累計発行部数100万部突破し、図解もあり分かりやすい。
そして、読みやすい一冊がこちら
タイトル通りの面白い本です。
これまでに、失敗の経験をしてきた肉体改造。
「努力しても効果が出なかったのはこういう事か!」
と教えてくれた一冊です。
筋トレや体づくりをwebやYouTubeで調べた事のある方には、重複する情報が多いかもしれません。
著者は『体づくりの師』となる
この本の著者は、藤田 聡(ふじた さとし)さんです。
運動生理学を専門とされています。
「老化とともに筋量が減少する原因のひとつは、運動不足と栄養障害です。どのような運動やサプリメントの摂取が、筋量の減少を防ぐために有効なのか。それを探るのが私の研究です」
運動・栄養・筋肥大の研究をされているスペシャリストです。
「fitness-lab.net」藤田研究室をご覧になれば、
- 親子ペア運動・・・子供の体力・運動能力の向上、保護者の運動不足解消、体力向上
- 美ボディ運動プログラム・・・立命館大学スポーツ健康科学部が開発した運動プログラム
などのトレーニングも学べます。
本書では、藤田聡先生が、長きにわたり研究して得た「たんぱく質の知識」を教えてくれます。
たんぱく質の知識を深め、あなたの美容と健康に役立つお手伝いができたら嬉しいです。
この言葉。
なんていい人なんだ。
いやいや、こちらこそお願いします。
私達が知らない、知識を教えてくれて肉体改造を支援してくれます。
まさに「師」である。
知りたいときに、知りたいことを、そっと教えてくれる。
あつかましくない優しさが、そこにはありました。
自分のペースで、知識を吸収したいので、すぐ手の届くところに置いておくべき一冊です。
「たんぱく質」と「体のつくり」を知る
たんぱく質の基礎を知る
皆さんは三大栄養素ってご存知ですか?
答えは、たんぱく質、糖質、脂質です。
ぱっと思い浮かぶ方は、少ないのではないでしょうか。
- たんぱく質=皮膚や筋肉をつくる原料
- 糖質=体や脳を動かすエネルギー源
- 脂質=エネルギー源に使われる
体をつくるのは、たんぱく質という事がわかりますよね。
次に、たんぱく質の働きです
- 筋肉や内臓などをつくる
- ホルモンや酵素の材料となる
- エネルギー源になる
まとめちゃうと、
たんぱく質は、私達の生命を維持するために働いているのです。
本書では、私達にとって最重要栄養素のたんぱく質について、ざっくりではなく、細部までわかりやすく解説してくれます。
何故、たんぱく質が体に必要なのか。
何故、たんぱく質がダイエットや健康につながるのか。
たんぱく質を理解して、生活に取り入れれば、ダイエットを成功に導きます。
一生歩ける体を手に入れられます。
たんぱく質を学び理解する事が、ダイエットや美容、健康の秘訣となるのです。
人の体のつくりを知る
人間は、体温を維持したり、臓器を動かし生命を維持する中で、エネルギーを使います。
必要不可欠なエネルギーです。
私達は、生きているだけでエネルギーを消費しているのです。
これを、基礎代謝といいます。
エネルギーの消費=カロリーの消費
では、人間の体で鍛えることができ、基礎代謝を上げることが出来る部分は何処でしょう。
脳や臓器は鍛えられません。
答えは筋肉です。
しかし、筋肉というものは、たんぱく質が不足したり、加齢によって減少もしてしまうのです。
こうした、体のしくみを理解することで、リバウンドしないダイエットを行う事ができます。
美しさや、一生歩ける健康を手に入れることができます。
自分の体を変えるには、人体について学びましょう
たんぱく質の取り入れ方を学ぶ
本書の著者である、藤田聡さんの優しさは、たんぱく質の取り入れ方まで教えてくれるところだ。
たんぱく質の種類、摂取量、タイミングの全てが、この一冊で分かってしまう。
私がイチオシしたいのは、本書の最後に書かれている「食品別たんぱく質量」の一覧だ。
食品の、グラムあたりのたんぱく質量がわかる。
何がいいかと言うと、無知な私がコンビニや外食で商品を購入する際の選考基準となる。
たんぱく質を知り、体についても理解した後は、たんぱく質の摂取方法が1番困るのだ。
「学習」から「行動」へ移行した時に起こる問題だ。
行動を起こした際に、食事から必要な量のたんぱく質が取れなければ意味がない。
本書は、この行動の部分まで優しくサポートしてくれる。
本当に、感謝したい。ありがとう。
「たんぱく質の話」を読んで変わったこと
無知だった私が、たんぱく質を知り、体のつくりを知り、栄養の摂取方法も学んだ。
とゆうことは、あとは実践あるのみ。
筋トレは少しずつ行なっていた為、たんぱく質を意識した食事に変えてみた。
と言っても、基本は嫁の作ってくれるご飯に、朝と晩のプロテインの摂取を追加しただけだ。
すぐには効果が現れなかった。
しかし、継続すること一ヶ月、三ヶ月、半年と効果が目に見てわかるようになる。
体は変わる。
食事量は変わっていない。量を減らすのではなく、たんぱく質を摂取する事を考えただけだ。
食費は、プロテインの購入分の高くなってしまった。
だが、変化する体を見て、お酒を減らした。よって、プラスマイナスゼロだ。
体をさらに良くしようと、欲が出てきたのだ。
本書で学んだ事は、生活に取り入れやすく、簡単です。
40歳を前にして体の仕上がりは人生で最高になりました。
ペースは遅いですが・・・。
本来なら、加齢と共にポッコリと出ていたはずのお腹。なぜか割れてます。
本書は、たんぱく質の知識を教えてくれ、美容と健康に役立つお手伝いをしてくれます。
その知識を活かすには、行動に変えるしかありません。
まずは、食事を見直し、軽い運動を生活に取り入れる。
継続すれば、歯磨きのように、当たり前の日課になります。
日課を忘れると、気持ち悪いと思うようになります。
その最初の意識付けに、たんぱく質を不足させた場合に起こりえる体の不調を、本書から学んでみてはいかがでしょうか。
let’s try!!