一年前に、人生でストレスMAXを経験しました。寝むれない。常に、嫌な事を考える。やる気がでない。会社に行くのが苦痛。
仕事中ずっとイライラしていると、アフターもイライラを引きずり、楽しくない。
そんな、悶々とした日々が2ヶ月続いた。
ストレスチェックはC判定。
一年たった今。ストレスチェックA判定になっちゃった。
「周りが変わったか」と聞かれると、何も変わらないと答えます。
「なんでストレスが無くなったの。」と聞かれると・・・仕事意外に、気持ちが向いている。かな。
あれから、一年。色々行動してみて感じた事。周りは何も変わらないし、会社に指摘をすると蚊帳の外です。
上司とは「火と油」の関係を継続中。「油」が私。
上司と会話すると、相手のイライラスイッチを起動し、炎上させるみたいです。
私には直接言いませんが、周りのリーダー達に愚痴っています。「また怒らせた?愚痴りに来るけ〜怒らせんとって。」と。
一年も続くと、話のネタになりますね。
そんな会社に勤めながらも、私はストレスを発散できるようになったのです。
【悩みやストレスが有る人】は国民の2人に1人
国民生活基礎調査(平成22年)全体の46.5%の人が、悩みやストレスが有ると回答しています。
図26 悩みやストレスの有無別構成割合
(12歳以上)
ストレスの強さや原因はさまざまです。しかし、国民の二人に一人は、悩みやストレスを抱えている状態なのです。
調査が12歳以上という事は、ほぼ全世代です。今が大丈夫でも、先々悩みやストレスを感じる可能性が高いことを示します。
ストレスの原因で、多いものって何だと思います。
進学、人間関係、子供の教育、育児、収入、病気、介護。これらの理由を押さえて、1位の座に君臨するのが「自分の仕事」です。
図28 性・年齢階級別にみた主な悩みやストレスの原因(複数回答)の割合(12歳以上)
20代から50代の現役世代の多くは、仕事でストレスを感じている。
仕事の質・量、対人関係、仕事の失敗・責任の発生など、ストレスを感じやすい環境が長く続きます。働く以上、ストレスから逃げられないのがデータから分かります。
学生時は受験や進学に悩み、働き始めると仕事やお金に悩み、歳をとると健康や介護に悩む。
人生で、悩まない時期は来ないのが現実です。
その中で、定年するまでストレスの無い1/2側に入り続ける事は、難しい。ではなく、不可能です。
私の場合ですが、昨年感じたストレスが今のところ最大です。それまでも、ストレスはありました。
しかし、ストレスの原因と関わる期間が短く、いつのまにか消えていました。私は、ストレスを貯めやすいタイプだと思います。
昨年は立場の変化、仕事の質の変化、人間関係の変化。これらが重なり、人生最大のストレスになりました。
長く勤める中で、自分の考えを持つようになり、頑固になってもいるのでしょう。上司の言うことを、素直に聞けなくなりました。
そんな私が選んだのは、ストレスと共存の道です
withコロナって聞いたことありますか?
コロナ感染を予防しながら生活をおくること。コロナウイルスと共存していく。
そのために、私たちの生活や仕事のあり様を、大きく変えていく必要があります。
これと同じで、withストレスです。
withストレスという生き方
ストレスを発散しながら生活をおくる。ストレスと共存していく。
転職も考えています。しかし、どこで働こうと、人間関係や仕事の質などのストレスはあります。
自分の性格。そして、今までの経験から分かります。
無くならないストレスを、やわらげる。これが第一歩と考えました。
ストレスとうまくつき合える様になって、次のステップを考えます。
今までと、違う取り組み。それは、ストレスの発散です。
ストレスの発散方法を見つける
ストレス発散って、皆さん普段から意識していますか?
私は、全く意識していませんでした。趣味で続けている事もなく、平日は会社と家の往復。休みの日は、家族と過ごす事が日課でした。
お酒に逃げていた事もありました。しかし、逆にイライラが強くなったり、その怒りの状態が続いて寝れなくなったり。寝ても、睡眠の質が悪くなり疲れがたまったりといい事なしでした。
そんな私が、ストレス発散に取り入れたものを紹介します。
ランニング・筋トレ・DIY・ブログです。
ストレス発散と言うのは、自分に合ったものを選ばないと、逆にストレスになります。
他人にすすめられた発散方法が、全ての人に合うわけではありません。
私がとりいれた上記のものも、すすめるわけではありません。発散方法を、見つける参考になればと思い書かせてもらいました。
自分にあった、ストレス発散の見つけ方
①自分が、「どんな時に楽しいか。どんな時にリラックスしているか。」を思い出しましょう。
自分に合う、ストレス発散方法を見つけるヒントになります。紙に書き出すと、考えやすいです。
②自分の性格に、正直になってみてください。
一人が好きか。友達や家族など複数でいる方が好きか。
家でゴロゴロするのが好きか。動きまわって何かしている方が好きか。
自分の好きな環境、状態も理解しましょう。①②を紙に書き、連想できる事を書き出すとヒントになります。
聞きたくないかも知れませんが、私の話をします。
私は、何かに集中している時が楽しく、お風呂や自然の中にいるとリラックスします。街より田舎が、好きです。
一人の時間がホッとできます。ゴロゴロするより、動いている方が好きです。団体行動は好みません。自分のペースで動きたいと思い、ペースを乱されるのが嫌いです。
こんな感じで、自己理解しましょう。客観的に自分を見つめることです。
発散する方法
種類 | 方法 |
---|---|
心身を休めるタイプ | ヨーガ・瞑想・禅・お風呂・深呼吸・笑う・睡眠など |
運動タイプ | 軽いランニング・フットサル・ウォーキングなど |
娯楽タイプ | 食べる・ゲーム・お酒・ギャンブルなど |
つくるタイプ | DIY・絵・料理・音楽など |
交流タイプ | 友達と集まる(ランチやボーリングなど)・家族で遊びに行くなど |
非日常タイプ | ・旅行・カラオケ・買い物など |
色々試してみて、自分にしっくりくるものを探しましょう。他人に合わせる必要はありません。自分が、素直に楽しめるもの。スッキリ感を、感じるものを見つけましょう。
簡単に実行できるものとしては、お風呂や深呼吸。笑う事や睡眠です。
ストレスを感じた時に深呼吸をする。帰ってゆっくりお風呂に入る。好きなテレビを見ながら笑う。そして、しっかり寝る。これなら簡単に取り入れることができます。
私も、深呼吸は結構使っています。イライラした時に一つの間を置く事が大切です。
発散方法を探す中で大事な事は、人のやり方や意見は参考まで。最初から深く調べすぎると、頭の中に型を作ってしまい楽しめなくなります。自分のやり方やペースで、楽しむことが一番です。
私は、作業に集中する事。やりがいや達成感を感じる事で、ストレス発散しています。この方法が、1番しっくりきました。
そこにピタッとしたのが、私が最初に書いた発散方法です。ペースはマイペース。やり方はオリジナルです。
注意
例には、ギャンブルやお酒や食べることもあげました。確かに、ストレス発散になるかも知れません。
しかし、この発散方法は、やり方を間違えると信用を無くしたり、健康を害する事があります。
ギャンブル中毒、アルコール中毒。
金銭的トラブルや、病気での入院などです。
毎日の暴飲暴食・ギャンブルは、ストレス発散にはNGです。簡単なので取り組みやすいですが、身体や資産への影響も考慮しましょう。
私も、寝る前までお酒を飲む。気絶する様にお酒の力で寝る。そんな時期がありました。
今考えると、ストレス発散というよりはヤケになっていました。しかし当時は、発散している気になっていたのです。
ストレスの原因に、自分の病気や介護とあるのを忘れないでください。体調を崩した場合、違うストレスの原因をつくる事になります。
ポイントは身体を大切にする。その中で、ストレス発散する事です。
何もする気が起きない場合は、医師に相談するのも、一つの発散になります。
喋ると一時的にスッキリします。相談を続ける中で、何か発散できる物を見つけるのも一つの方法です。
ストレス発散を日々の日課に取り入れる(私が実践した事)
ストレス発散の方法が見つかったら、日常に取り入れましょう。
少しずつで良いです。時間をつくる事が、ストレスになったら意味がありません。
ただ、ストレスが溜まってから行うよりも、日々少しずつ行う事が大切です。
目的が、ストレスが溜まって爆発するのを防ぐ事だからです。日々の発散で、爆発するほどストレスを溜めない状態をつくりましょう。
またまた、私の話です。
私は、出来るだけ、週一のランニングを行います。雨や時間がとれないと、中止します。晴れた日や、朝日や紅葉など自然を見ながら走ると気分がリフレッシュします。
筋トレは、日々少しずつ行います。自分の変化に、満足感や達成感があります。
DIYは、気まぐれです。何かを、必要とした時に行います。無心になれ、満足感や達成感を味わえます。
ブログは、日々少しずつ頑張ってます。自分のペースでやってます。仕事以上のやりがいを感じています。
withストレスを実践
「withストレス」を実践してみて。
仕事以外にやる事ができると、メリハリがついて良いです。オンとオフの、切り替えって大事です。
今まで、趣味もなく、暇に感じる休みが結構ありました。特に長期休暇は、何をして過ごせばいいのか分からなかったのです。
しかし、今では長い休みでも、仕事を忘れ楽しむ事ができるようになりました。休みの方が、忙しいぐらいです。
「仕事しかない」という考えに、趣味を楽しむという回路が追加されました。
その趣味が、ストレス発散になる。気が紛れる。良い流れが出来ています。
これが、この一年で大きく変わったところです。周りではなく、自分を変えました。
周りに期待するより、自分で変えれるところを変える。この方が、時間を有効に使えます。
周りの変化を待っている時間がなかった。が正しいかもしれません。
人生100年時代です。定年が何歳になるか分かりません。年金もどうなるかわかりません。定年後を楽しむ時代ではないのです。
現役時代を、できるだけ楽しみながら生きる。
どうか、ストレスに負けない日々を。
最後にひとつ。
私は現在、仕事中もスイッチがオンになりません。何故か出張中は、やる気が出ます。普段はやる気スイッチ故障中です。
というか、アフターがオンで、仕事がオフの状態です。趣味を楽しむ事に専念しています。会社に依存しない働き方を模索中です。
上司の評価を、気にしない生き方。この考え方も、ストレスが無くなった理由なのかも知れません。自分を守る為の「逃げ」なのかも知れませんが・・・。
これはこれで、一つの生き方として悪くないです。周りを困らせない程度に、必要最低限の仕事をする。
いわゆる、給料泥棒という奴です。
何か問題でも?
仕事に、やる気がでない理由は、上司と合わない。仕事にやりがいがないからです。組織の考え方にも、素直にYesと言えないタイプ。困ったものです。
何の為に、生産してるの。上司のご機嫌取りの為ですか。
今はコロナの影響で、すごく仕事が暇になりました。休みが増え、定時退社が当たり前の状態。
今は、この時間を楽しんでいます。楽しむことが必要なのかな・・・
また忙しくなるのが怖いと思っています。
「やる気がない」この気持ちの状態で長い時間過ごすと、今後状況が良い方向に変わろうと「やる気」は出ない気がしています。さあ、どうなることやら。乞うご期待。
最後の最後に
最近、なんかいいなって思うドラマを紹介。
「六畳間のピアノマン」という本がテレビドラマ化されました。
普段は、テレビを見ませんが、出張中に気になって見たドラマです。
第一話。なんか共感できました。
「自分らしく生きる」これよな。
価格:748円 |