室内のスライドドアの動きがわるい!閉まりきらない!
家を建てて、7年目・・・
少しずつですが、家にも疲労がみえます。「10年ぐらいは大丈夫だろ」と思っていました。
予定より、かなり早めに修繕時期が来たなと少しがっかりしています。
簡単な修理で、業者にお金を払いたくない。
自分で出来るものは自分で。
DIYで節約です。
早々と交換時期がきたスライドドアのローラ。その、交換方法を紹介します。
スライドドアの現状と調査
ドアの品番は、ドアに貼ってあるシールを見ればわかります。
品番で検索すると、必要な交換部品を調べることができます。
この場合は、「パナソニック MJW19D 」で検索します。
V型溝レール用・凹型溝レール用などの違いや、製造年代により使用している部品が違うので確認しましょう。
ドアの種類 片引き戸(Panasonic R7型 Y戸車引戸)
- 戸を、壁に添わせてスライドさせる扉
- 下部にレールを取り付けるレールタイプ
不具合内容
- ドアを開閉した時、ドアが重たく力がいる。
- ドアを動かす時、手を離すとスライドしない(転がらない)
- 子供が最後までドアを閉めようとするが、子供の力では閉まらない
実際にスライドドアを調べてみました
ドアの作りは簡単で、下側の両端にローラーが付いています。
このローラーが床面のレールの上を転がって開閉しています。
ドアの上側は特に接触面がなく、レールにはまっている感じです。
「ドアの動きが悪いのは、下側のローラーの動きが悪いのではないか?」と言うことで、外してみました。
固定はネジ一本という、簡単な取り付けになっています。
ローラーの状態
片側のローラーを取り外して確認したところ、指で回しても動きがわるい。
ローラーが、カクカクまわる感じです。
両側調査した結果、片側は少し引っかかるがまわる。もう一方は、ロックして力を入れないと回らない状態です。
原因と思われる、ローラー部分を調査。
「ローラに、ゴミでもはさまったかな?」ということで、ゴミを取ってみることに。
しかし、ローラーはカバーを取り外すことができません。
分解できないタイプのようです。
それならと、爪楊枝や針を使って矢印部を掃除してみました。
ローラー部にある、わずかな隙間のホコリや髪の毛を掻き出しました。
結構な量のホコリや、髪の毛が・・・もう取れないってぐらい掃除して指でローラーを回してみました。
すると・・・若干、軽く回るようになった気がしました。
という事で、ドアに取りつけ、動きを確認。
軽くはなったけど、手を離すとスライドしない。
劇的な変化がないじゃないか〜。時間を返せ〜。
もーやめた!交換だ!
ホコリや髪の毛が、ローラーに絡まって動きが悪くなったのかと思いましたが、関係ありませんでした。
スライドドアの動きが悪い場合は、外部から見えない部分が損傷していると考えられます。
※早期故障の場合は、掃除で動きが良くなるかもしれません。
スライドドアの扉が重く、動かない場合はローラーを交換しましょう。
ローラー周りのゴミを取り除いても、劇的変化は見込めません。
スライドドアのローラ交換手順
スライドドアのローラーは、通販で購入できます。
ドアの型番だけは、自分で調べなければなりません。
ドア本体に、シールが貼ってあるので確認しましょう。
部品購入
楽天やアマゾンで購入できます。割と高いです。
消耗品ビジネスだ!なんて思いながら購入しました。2個入りで3,000円程度です。
- 名称 パナソニックオプション 調整機能付きY戸車 ホワイト色
- 品番 MJB907W1 (Wは色です。W=ホワイト B=ブラック NK=ダークブラウン N=ライトブラウン )
2020年12月〜販売しています。MJB907Wの後継品です。
家を建てたのが2020年12月より前なら、MJB907Wがついています。
品番が少し違いますが、後継品なので取り付け可能です。
交換作業
交換は簡単です。
ステップ1
プラスドライバーで、ネジを1本はずします。
ステップ2
ローラを抜き取ります。新しく買った場合、スペーサーが入っています。ドアの下側に挟み、ローラーを抜いてもドアが落ちないようにする為です。
私は、スペーサーを使わずに手でドアを支えて、ローラーを外しました。
ドアを少し持ち上げるとローラーが抜けます。
ステップ3
新しいローラをセットします。この時、ドアを少し持ち上げないと、新しいローラーが入りません。
二人で作業すると、ドアを持つ人・ローラーをつける人に別れて作業できるので簡単です。
ステップ4
新しいローラのネジを1本締め、ドアに固定します。
ネジのドライバーを差し込む所(駆動部)がなめないように、ドライバーを押し付けながら締めましょう。
サイズの合わないドライバーを使用すると差し込み部が傷みやすいので、ネジにあったドライバーを選択しましょう。
反対側のローラも、ステップ1~4の手順で交換したら完了です。
立て付けが悪い場合は、調整しましょう。
今回は特に違和感ないので終了です。
ローラには、調整ネジが二つ付いています。
調整ネジをプラスドライバーで回して調整します。
上側は、高さ調整。上下に各3mm動きます。
下側は、左右調整。左右に各2mm動きます。
調整後は、ソフトクローズが正常に作動するか確認しましょう。
ローラ交換後は、上側レールにドアが3mm以上入っていることを確認しましょう。ドアのかかりが少ないと、使用中にレールから扉が外れてしまいます。
スライドドアのローラーを交換してみて
スライドドアのローラー交換は簡単でした。工具は、プラスドライバーだけです。
ローラーを止めているネジも、一本だけです。交換に時間も掛かりません。
修理ではなく、交換になる為、部品代がかかります。
「メーカーに電話をして、予定を立てる」というのが手間な人は、自分で交換した方が楽です。交換費用も安いです。
簡単なDIYから始めてみませんか?
とりあえず、やってみしょう。
Let’s try!
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