「世界のお金持ちは、どのようにお金を増やしているのか」ご存知ですか?
お金の増やし方を知っているからです。
何故こんなことを考えるようになったのだろう。
- 老後の不安
- 給与所得が増えずに税金ばかり増える現実
- 定年延長で伸び続ける現役引退
身近に感じる、逃げようのない現実。
金持ちにならなくとも、身近な不安を解消する方法を知りたい。
手遅れになって、後悔しない為に・・・。
だから、とりあえず知ることから始めました。
世界のお金持ちが、新しいビジネスを始めて億万長者になったのではありません。
世界のお金持ちの大半は、資産のほとんどを投資で築いているのです。
投資=お金を預けて、増やすこと
お金持ちとそうでない人の違いを知る事が、お金持ちになる確率を高めることになる。
- 投資に興味があるけど、何からすれば良いかわからない方
- 投資を始めているが、自分に自信が持てない方
- これから就職する方
まずは、知識として持ってもらいたい。
投資を「する・しない」は、別として。
自分の将来を考える様になった時に、一つの手段として、頭の片隅に入れておいて欲しい知識です。
将来の不安を減らす為にはどうすればいいか。
答えは、「投資の仕方を勉強する」です。
投資の勉強の手助けになる一冊をみつけたので紹介します。その本が、こちら↓
『お金の増やし方』です。
金融リテラシーを学ぶ本|金融経験者に学ぶ
本書の著者は、納豆と筋トレをこよなく愛し、カラオケもだい好きな、高橋ダンさん。
金融業界のトップで活躍してきた方です。
YouTubeをはじめて、わずか3か月でチャンネル登録者10万人を達成。一年ちょいで登録者50万人超えてます。
ということで、名前を聞いた事のある人も多いかも知れません。
- 投資の世界で身につけた知識
- 世界のニュースなどを、わかりやすくまとめた情報
- お金について
- 株価の動きを判断する方法
などを発信してくれます。
私にとっては、今まで習う事のなかったお金の教育をしてくれる先生的な存在です。
ダンさんは、投資を始めてからもリアルタイムの情報をYouTubeで提供してくれます。
自身でPostPrimeというソーシャル・ネットワーキング・サービスをリリースしています。
ただし、誰を信用するかは、個人の判断です。
本書から学ぶ『日本と日本人』
本書には、気になる事が書かれています。
データからみる日本という国と、客観的に見る日本人についてである。
第三者に言われないと、気が付かない特徴である。
普段は気にしないようなことだが、言われてみると「あるわ~」と気づかされる。
特に投資に対しては「おっしゃる通りです」と実感しました。
私は口座を作ってから、最初の一歩が出るまでに、一年以上かかりました。
周りに投資について相談できる相手もおらず、「これだっ」と言う判断が出来ずに、迷子になっていたからです。
勉強をする→失敗はしたくない→動けない
結果的に、モヤモヤとした気持ちの中、時間だけが過ぎていきました。
あの時に出会っていれば、もっと早く心を動かし、そっと背中を押してくれていたでしょう。
「マインド=心」について学び、変えていく事で自分の行動を変えることが出来ます。
本書より伝えたい言葉
本書は、89のテーマで構成されています。
1テーマ2ページ程度なので読みやすく、分かりやすいです。
幅広い知識・ノウハウを学ぶ事で、自分でも出来そうなテーマがみつかります。
是非、実践して見てください。
投資はしなくても、マインドの勉強をしたり、世界の経済と株価の動きを普段から意識して見るだけでも、多くのことを学べます。
学んでいるうちに、投資をするチャンスに気がつくかもしれません。
私が本書の中で、心にグッとささった言葉を紹介します。
一番大きな無駄遣いは投資をしていないことです。
これです。
衝撃的な言葉です。
しかし、投資を続けている今は「確かにそうだな」と共感してしまう自分もいます。
なぜかと言うと、資産の変動を体感しているからです。
増えもする。減りもする。配当や優待をもらえる。
貯金では体験できないことに出会い、確かにうまく投資できれば利益を出せると実感しました。
投資=タブー?日本の環境は遅れている
残念なことに、日本には投資する生活に、馴染みがありません。
「知ろう・学ぼう」と思わなければ、投資に出会うことなく人生を終えてしまいます。
投資をしていても、知人との会話で話題に出したり、投資の話で盛り上がることもありません。
お金の話=いやらしい
なんて思うのは、私だけでしょうか。
自分の親が投資した経験があることも、「株を始めてみたんよ」と言った時に、初めて教えてくれました。
日本では、知る人ぞ知る、お金の増やし方だと感じています。
ただし、リスクがあるので、増えるだけではなく減ることもあります。
私の父は言いました。「株は、やめとけ~」と。
投資を知っていながら、子供にすら「お金の知識」として伝えられない現実がそこにはありました。
資産が減った経験があり、子供に同じ思いをさせたくなかったようです。
ダンの言う「一番大きな無駄遣いは投資をしていないことです。」とは真逆の生活です。
投資環境は整ったが教育は未整備
NISA・つみたてNISA・iDeCoと、政府はちゃくちゃくと制度を築いています。
制度がつくられる時は、話題になり、ニュースなどでよく見たり聞いたりします。
しかし、時が経てば当たり前のものとして存在し、意識しないと見つける事ができません。
結局のところ「投資は自分で興味を持ち、学ぶしかない」という状況になっています。
近年の救いは、ユーチューバーやブロガーが資産運用のインフルエンサーになっているところです。
20〜30代の若い世代に投資を始める方が増えているのは、インターネットやSNSの発信が、特に影響を与えています。
興味を持てば、調べやすい環境が整っているのも現代の強みです。
その分、信じられる相手や情報を探さなければなりませんが・・・
投資の環境は整い、情報も山ほどある。
無いのは金融リテラシーだけです。
投資について学びましょう。複利効果について学びましょう。どんな投資先があるか学びましょう。
ここのところを網羅しているのがこの本です。
「お金の増やし方」まとめ
まずは、金融について学びましょう。
そして、投資を始めるためのロードマップを作ります。
どれだけ勉強しても、投資をするだけの余裕がなければ始められません。
環境を整え、投資できる金額が決まれば、計画的に投資し資産を築く。
失敗をしながら学んで成長するのです。
私も多くの失敗を経験しました。
その度に、考え方や信頼する情報を変えて、次の投資を行っています。
失敗も経験となり、成功への道しるべとなります。
経験値がレベルアップへ繋がります。
終わることのない学びになりますが、投資を学びましょう。
もっとも重要な事
知識を得ようと、多くの本を読みあさっても、セミナーに参加しても、お金は増えません。
むしろ、購入費用分はマイナスになってしまいます。
重要なのは、行動を起こすことです。
まずは、小さな一歩から踏み出しましょう。
少しずつでも前に進むと、新たな発見や気づきが生まれます。
性格に合う・合わないも、やってみないと分かりません。
体感する事が一番の近道です。ダメなら、やめれば良い。
自分の将来は、自分でつくりましょう。