中国渡航時に発生する隔離生活。
『筋肉が弱ります』
何故ならば、意識して運動をしないと、全く筋肉を使わないからです。
起きている時間はず〜っと椅子に座るか、ベットに横になっているだけです。
長ければ3週間程度の、ホテルでの生活を余儀なくされます。
中国の隔離は、一歩も部屋から出ることができませんでした。
歩かない、動かない。
だから、筋肉が弱る。
痩せるのかと思いきや、違います。
食事は1日3食を毎日、部屋の前に届けてくれるので食べてしまいます。
食べ過ぎると太ります。
隔離生活では、自分がどれだけ厳しく生活できるかが健康への鍵になります。
同僚が言っていました。
隔離後に普通に仕事しただけで筋肉痛になるんよ〜
本当にびっくりするよ。
同じような経験をされる方も、多いのではないかと思います。
それぐらい、体が弱ってしまうのです。
では、どうすれば筋肉が弱らないのか。
それは、トレーニングしかありません。
意識してトレーニングした私は、いつも以上に体を鍛えることができました。
筋力が弱っていく方と、何が違ったのか。何をしていたのか。
それでは、隔離期間中に『筋力を弱らせないために出来ること』いってみましょう。
体や栄養についてを学ぶ
隔離生活で気をつけたいのは、運動と食事です。
歩くとしても部屋の中だけです。
狭い部屋に当たってしまうと、歩くことも出来なくなります。
ここで間違えて欲しくないのは、『動かない=食べない』という選択をすることです。
人間の体は栄養を取らないと弱ります。
何よりも、隔離中に体調を崩して風邪をひいてしまったら、その後どうなるかわかりません。
筋肉も、食事(たんぱく質)を取らないことで徐々におちていきます。
こちらの記事で、筋肉やたんぱく質について書いているので興味のある方は読んでみてください。体型維持にも役立ちます。
体や栄養について学ぶと、自己管理しないといけない場面でいきてきます。
知識があれば、食事や生活スタイルに変化を加えることができます。
海外渡航時の持て余す時間に、勉強してみてはいかがでしょうか。
隔離期間中に実践したトレーニングを紹介
隔離期間で実践した方法を、少しでも参考にしてもらえたらと思います。
ホテルの環境は、到着するまでわからないのが現実です。
中国に入国後、宿泊するホテルは選べません。
広い部屋、狭い部屋などあると思いますが準備はしっかりしておきましょう。
ホテルの部屋で行う『トレーニング』
実際にトレーニングといっても、簡単なものしかできないのが事実です。
メインは自重で行うトレーニングです。
- 腕立て伏せ
- 腹筋
- 背筋
- スクワット
- ランジ(体幹トレーニング)
- ラジオ体操
みんなが知っているラジオ体操。これはオススメです。
一人で本気のラジオ体操をすると、結構な運動になります。
ホテルの部屋の床面は不衛生なので、寝転がるトレーニングはベットの上で行いましょう。
荷物に余裕のある方は、ヨガマットがあると床面でトレーニングが行えます。
このトレーニングとは別に、朝にYouTubeチャンネルを見ながらヨガを行うのも気持ちのリフレッシュになります。
寝る前にストレッチをして体をほぐすのも、リラックス作用があります。
トレーニングを継続するコツを書いた記事があります。トレーニングを続ける自信がないって方は、よかったら参考にしてみてください。
上記記事の中に、トレーニングの参考になる本も紹介しています。
自重トレーニングの本なので、ホテルでのトレーニングにはぴったりです。
そして、ホテルでトレーニングをするなら、プロテインが必要だという方もいるのではないでしょうか。
「中国に入国して購入する時間はないし、どこに売ってるかわからない。」
という貴方にアドバイスします。
中国に、プロテインの持ち込みはできました。
webで調べたのですがよくわからず、とりあえず持って行ってみようと試してみました。
WHEY PROTEIN 1kg(未開封)を預け荷物に入れていましたが、何事もなく入国できました。
ただし、ルール的に正解なのかどうかはわかりません。
トレーニングを促進させる方法
隔離期間中は、生活にメリハリがなくなってしまします。
メリハリがなくなると、生活リズムも崩れてきます。
先輩が言っていました。
日中にまったく動かないから、夜眠れなくなったんよ。
疲れてないから、寝つきが悪いよね。
ほんとつらいよ。
この話を聞いていたのですが、私はいつも以上に健康的な生活を送れました。
その方法を教えます。
隔離中に私が実践したのは、アラーム機能による運動開始時間の決定です。
携帯でも時計でもなんでも構いません。
2時間もしくは3時間おきにアラームをセットします。
アラームが鳴るたびに、立ち上がりトレーニングするのです。
これだけです。簡単です。
アラームがトレーニング開始のスイッチになるわけです。
一回のトレーニングは休憩含め10分〜を目安に行なっていました。
しっかりトレーニングした時は、30分程度です。
部屋が広かったため、歩いたり、スクワット、ランジ(体幹)トレーニングしたりしていると結構時間が立っていました。
1日に3〜4回行うので、結構な運動になります。
よかったら取り入れてみてください。
当然ですがこの方法は「トレーニングを意識している」という前提があってです。
朝の目覚まし時計みたいに、目覚ましが鳴ってもアラームを消してまた寝るような、起きる気のない方、言うなれば「意識の低い方」には通用しません。
暇つぶしがてらトレーニングをしてみようと思う方は、試してみてください。
使ってみて便利だったグッツ
長期の隔離期間という事で、グッズを購入して試してみました。
以外に出張向きだと思ったので紹介しときます。
1つ目は、DAISOの「トレーニングチューブ」
手や脚、胸や背中と、色々の部分を鍛えることができます。
強度が何種類かあったのですが、一番強いハードを使用しました。
チューブを伸ばす距離にもよりますが、かなり効きます。
初めて使ったのですが、「ここに効かせるにはこんな感じかな〜」なんて試しながら楽しくトレーニングできました。
コンパクトで軽く、出張時に持って行きたいトレーニンググッズです。
2つ目は、「ウォーターダンベル」です。
コンパクトで軽量(600g)です。スーツケースにも余裕で入りました。
水を入れると5〜6kgになると書かれています。
パーツがバラバラに入っているので、組み立て式です。
風船に水を入れるのですが、パッケージのようにパンパンに水が入りません。絶対に。
水道で頑張ってこんな感じです。片方4kg程度だと思います。
特殊な道具か、水圧が強いところで水を入れながら蓋を閉めないと、このくらいが限界です。
持ちやすいので、2つ持てば8kg程度になると思います。
片側ずつトレーニングすれば、問題ありませんでした。
ホテルを移動する時まで、水の入った状態で置いておけば良いので便利でした。
長期の出張にはオススメのトレーニンググッズです。
3つめは、DAISOの「プッシュアップバー」です。
税抜き300円の商品です。
分解可能なプッシュアップバーなのでコンパクトに収納でき、軽量で、持ち運びに便利です。
床面が不衛生と思う方は、ヨガマットやタオルを利用すれば運動スペースの完成です。
隔離期間中にできること『結論』
生活にメリハリをつけ、運動を生活に加えるならば、『1日の時間割を作る』これです。
この時間は学習、この時間は余暇、この時間はトレーニング、と決めるのが一番メリハリがつきます。
決めた時間にアラームをセットして、アラームがなれば切り替える。
それぐらいの気持ちが大切です。
楽な道を選ぶのが人間です。
だって、ダラダラ生活して、何もやらなくても死ぬわけではないのですから。
楽をせずに体のために『強く意識する』そして実践する。
そのためにアイテムを持ち込むのは、やる気を向上させる1つの手段です。
「せっかく準備したし使ってみよう」からスタートできれば御の字です。
渡航前から意識を高めることにも繋がります。
みなさんが良い隔離生活を過ごせるように、何か1つでも役立てたら幸いです。