家を建ててから8年が過ぎました。
玄関収納が大変な事に。
恥ずかしいので、綺麗に並べてこの状態。
子供達が遊んだあとは、かなり悲惨です。
物を置き過ぎて、足の踏み場がない。
増える、おもちゃ。しかし、収納スペースは、広くなりません。
遊びたいけどシャボン玉は何処に置いた?縄跳びは何処に置いた?と探す日々。
子供達が片付けようとしても、片付ける場所がわかりません。片付け方が、わかりません。
年々変わる遊び道具のおかげで、収納が追いつきません。
この状態は、どうにかしないと。今後もっと凄い事になりそう。という事で、作りました。
- 誰もが使いやすく、片付けやすくする。
- 使いたいものがすぐ出せる。
- 片付ける場所と置き方が決まっている。
そこで、考えたのがコレです。
玄関収納の収納棚です。
片付けると、どんな感じになるか。コチラ。
不要物は捨てたり、譲ったりしました。
場所を決めると、子供達も片付けやすいです。ちょースッキリ片付きました。
片付けの基本は断捨離です
数年ぶりに片付けました。収納を見た時に、何が必要かを考えました。
増え過ぎた物。
この問題を解消するもの・・・答えは、断捨離です。
断捨離とは
断・・・入ってくる不要なものを断つ
捨・・・不要なものを捨てる
離・・・ものへの執着から離れる
一つずつステップを踏んで断捨離しよう
全て出す・・・収納にある物を、全て出します。どのくらい、物があるのか確認しましょう。
分ける・・・収納に入っていた物を、使用頻度で分類します。「普段使用する」「たまに使用する」「使っていない」このくらいの分け方が、迷いません。
捨てる・・・使用しないと選んだものは、処分しましょう。迷う物は、使用しない事が多いです。
収納する・・・所定の位置を決めると、片付けが簡単になります。
見直す・・・日をおいて、見直しましょう。人は先入観や感情から、考えが固まってしまいます。一か月でも、半年でも、一年後でもかまいません。見直す中で、さらに良くります。
「思い出の品」は前は捨てれなかったけど、見直した際に捨てることを決断できたりします。一年使わなかったものは処分しましょう。
不要物は捨てる。売れるものは、すぐ売る。友達に譲るものは、すぐ行動する。
「残して置いたら使うかな?どうしようかな?」ってものは捨ててヨシッ!
決断することが大切です。
「ステップ1」の全て出すは、必ず行ってください。奥の方に眠った不要物が出てきます。
また、忘れていた収納空間の広さにも気がつくはずです。限られた空間を上手に使いましょう。
物の定位置化で片付けが簡単に
家族全員が使用する収納では、物の定位置を決め、必ずそこに戻すことが重要です。
- 必要な物を、決まった場所へ。
- 決まった場所へ、決まった形で収納できる。
誰でもわかる、片付ける場所と置き方の決まった収納方法が必要です。
悩んだあげく、壁側に収納をつくる事にしました。
地面に直置きをなくす
子供達が、片付けを簡単にできる
玄関収納つくっちゃお
収納づくりの考え方
収納したい物を決め、イメージをつくります。ざっくりと考えます。
収納したいもの(直置きすると邪魔なもの)
- スケボー
- 傘
- ホウキとちりとり
- キックスクーター
- フラフープ
- ボール類
寸法を測り、収納の形を考える
玄関収納から、一度ものを全て出したら、収納スペースの寸法を測ります。
床面の広さ、壁面の広さ、窓の高さなどを紙に書いておきます。
収納したいものから、ラックの様な棚がいいのか、壁掛けタイプの収納がいいのか考えます。見えない様に、引き出しタイプにすることもできます。
今回私は、壁掛けタイプにしました。ラックや引き出しを設置するスペースがなっかた事と、収納したいものが大きすぎるからです。
イメージを書き、材料を選定する
ほんと、ざっくりイメージしました。落書きレベルです。
傘だけはしっかりイメージができました。あとは、作りながら・・・
作り方は、天井からのディアウォールも考えました。
しかし、子供の手が届く高さを考えたら、低くて良いと決断。材料も少なく作れるので、窓より下のスペースを使いました。
問題は、棚の固定をどうするか。家に穴は開けたくない。と考え、窓枠に天板を引っ掛けてラブリコで突っ張って固定する事にしました。
材料選定と購入
単純な作りだったので、ホームセンターでメモを見ながら長さを計算して購入。
材料名 | 長さ | 個数 | 値段 |
1×4材 | 19×89×1830 | 1 | 303 |
2×4材 | 38×89×1830 | 2 | 810 |
ステンレスパイプ | φ13×400 | 1 | 550 |
ソケット | φ13用 | 2 | 150 |
ラブリコ | 1 | 1000 |
必要な物を、必要なだけ。ここも断捨離の、「断」ですね。
突っ張りにラブリコを一つ使うので、脚は2×4材に決めました。
天板は、安い材料で1×4材にしました。
笠かけ用のパイプとソケットです。固定のネジはソケットとセットになっていました。
制作
木材をカット
1×4材を1230mmでカット。窓枠にあてて、脚となる2×4材を現合で罫書きます。
現合にしたのは、隙間なく脚を立てたいからです。
罫書き線に合わせて、2×4材をカットします。
またも、アクシデント!!玄関の床面は手仕上げ。
なんと傾きがあるじゃない。脚を仮に立ててみて初めて気が付きました。
写真は脚の1/3の長さです。一番高いところで3倍の傾きがありました。
どうするか・・・斜めにカットしかない。
という事で、雰囲気でカット。
しか〜し、予想通りカットしすぎて失敗・・・。
う〜ん。「あっゴムつけてみよ。」と閃きました。
端っこに両面テープでゴムを取り付け。これでバッチリ傾き修正できました。
失敗はごまかす。失敗を恐れず、チャレンジですね。
枠を組み付ける
両サイドの脚と天板を、組み付けます。窓枠にピッタリ当たるように脚を取り付けました。
脚は窓枠と地面にピッタリはまり込む。
しかし、これだけではグラグラして倒れてしまいます。そこで、ラブリコを使用します。
ラブリコ取り付け木材のカット方法
- 地面から天板の突っ張る面までの長さを図ります。
- 計った長さより95mm短くカットします。
- 今回は、高さ1315mmー95mm=1220mmでカットしました。
短く見えますが、ネジの部分を付けると丁度よくなります。
窓枠をラブリコで突っ張り固定します。この時、傘かけのパイプの長さに合わせ固定します。しっかり突っ張ると、棚が動かなくなります。
脚の位置が決まれば、パイプ固定用のソケットを取り付けていきます。家にある、傘やホウキの長さで高さの位置を決めます。
次に、傘の取っ手をかけれる位置を決めます。壁側に寄りすぎると傘をかけれなくなるので、手前よりにズラした位置がベストです。
位置が決まれば、片方だけ現合で罫書きます。下穴をあけ、ネジで固定します。
片側固定したら、パイプを取り付け反対のソケットの位置を罫書きます。下穴を開け固定します。
取り付けが難しかったので、ソケットを先に固定しラブリコを一度緩めてパイプを取り付けると簡単でした。
スケボー・キックスクーター・フラフープ置き制作
まずはスケボーをどうするか。
実物を開いたスペースにあてがいながら考えました。縦にしたり、横にしたり。
すると脚と脚の間にピッタリ収まりそう。奇跡です。
そこから考えたのが、引っ掛けです。1×4材のあまりをカットしました。
次にフラフープ。フラフープも、ついでに壁にかけちゃおと考えました。こちらも1×4材のあまりを使用しました。手作り感があっていい感じです。
最後は難問でした。キックスクーター。ほんと悩みました。
棚の空きスペースはなくなりました。おまけにキックスクーターは自立しない・・・。
んっ。自立させればいいじゃないか。ここから考えたのがコチラ。
2×4材をカットしてネジ固定しただけです。最高の閃き。
最高傑作。おすすめです。
立った。キックボーが立ったよ〜。今回最大の感動でした。
小物の収納はカゴを使おう
棚をうまく使って、片付けやすくする方法。
それは、カゴを使って仕分けする。
置くものの定位置化です。子供達が、元の場所に片付けないと意味がありません。
元々は、空いている場所があれば好きに片付けしていました。
カゴに入れて定位置化するだけで、スッキリ綺麗になります。表示がなくても、見れば伝わる。カゴごとにグループ分けすることが大切です。
おもちゃは、まだ使うものが多くなかなか減らせませんでした。しかし、カゴに分けて片付ける事で綺麗に収納できます。
子供達も、出したカゴに片付けるようになりました。
環境を整えるだけで、片付け方は変わります。まずは環境を作る。そのあと、しつけ。
まずは、最高の環境を提供しましょう。
Do it yourself!!