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ままごとキッチンを手作り|ギミック付きで楽しさアップ!

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ままごとに使う野菜などの食材は、いつの間にか増えて行きます。

ダイソーにあるおもちゃは、増えやすい。

包丁やまな板も、誕生日にもらいました。

気づけば増えすぎた材料を、片付けるところがない。

そして、子供と遊ぶ時に聞く、この言葉。

お母さんみたいな、ご飯作るところがほしいねー

それならと、段ボールで作ってみたこともありました。

ホント簡単に。ガムテープで貼りながら。

頑張ったつもりでしたが、「コレとれたよー」と貼り付けた蛇口を何度ももってくる。

気づけば部屋の隅っこで冬眠。

市販のものは、いくらぐらいするのかググってみると、まー高い。う~ん・・・無理。

考えました。

・・・これ、真似して作っちゃお。

子供達のために作った「ままごとキッチン」です。

可愛く、できてます。

じゃーん!!

収納を多めに!

子供は、お母さんのマネして料理上手。収納上手に~!

今回かかった材料費です。

  • パイン集成材1820×12×300=2600
  • 桐集成材1820×13×300=1600
  • 桐集成材910×13×300=800
  • 100×11=1100(ダイソー購入分)

ままごとキッチンDIY【作業の進め方】

①ざっくりイメージをつくる

全体のサイズや高さは、販売しているものを参考にします。パクる技術です。

毎回ですが汚いイメージ図です。ふんわかしたイメージで良いです。

(写真は、③で寸法を入れたもの)

②材料を見ながらイメージを現実化

安くて使えるものは、現地現物で探します。

コレ使えるじゃんって見つけるのが大切。

ダイソーやセリアが、アイデアを出すのに役立ちます。

まず、ものの見方を変えましょう。いつもと違う使い方です。

〇〇の代わりに使えそうな物。って感じで探すとピッタリと、ハマる物が目にとまる。よっしゃ~ってhappyになります。

見方を変えて、代用品を考える

・ボウルは本来は料理に使うもの。ままごとキッチンではシンクにつかえる。

・木製タボは本来、金具や釘のかわり、目隠しとして使うもの。ままごとキッチンではハンドルを回転させる軸につかえる。

DIYするときは、新しい発想で部品探ししています。

③材料が決まったら、①に寸法を入れる

出来るだけカット少なく。木材の寸法を利用することを考えます。

④材料購入

100均にあるものは最大限に利用。ドアの丁番などは100均で購入しましょう。

図面の寸法で、何をどれだけ買うのか決めておきましょう。無駄な材料は買わない

私の地域では、木材は燃える粗大ゴミです。捨てるのが面倒です。

再利用できるものは使う。無駄な材料は買わない。常に意識してます。

今回は新居引越し前に使っていたスノコも使っちゃいました。物置に眠っていて、使い道を探してました。

冷蔵庫にあるもので料理するみたいに、家に使ってない材料があったら材料費さげれます。

⑤制作

私は、現合作業(現物合わせ)が多いです。

作りながら変更したり、追加したり色々試しています。

こんな感じで、安く満足できるものをつくるがテーマです。

毎回、このような流れでDIYやってます。

ままごとキッチンDIY【作り方】

材料をカット

図面に合わせ、木材をカットします。

出来るだけ、カット回数を減らすことを考えてます。

材料は、無駄を出さずに最大限に活用することも意識します。

塗装

横の板とスノコは水性の白塗料で、刷毛塗りしました。

他は、ワトコオイルのナチュラルを塗りました。(写真はイメージ)

ワトコオイルは、容器から直接、ウエス(いらなくなった布)に染み込ませます。

その染み込ませたウエスで木材に塗っています。刷毛などは使いません。

最後に拭き取ったりもしません。塗って終わり。色はしっかり着きます。

ペーパーヤスリは、塗った後に400番で軽く研磨します。

その後、乾かして終わりです。数日間は、独特の匂いがあります。一週間ぐらいは匂いが気になります。その後、匂いは徐々になくなっていきます。

組み付け

土台組み付け

底板と両サイドの板を組み付ける。木工用ボンドと木ネジで固定します。(制作中の写真がないのですいません)

下穴を開け、平らな台の上でネジをしめます。

内側の仕切りを組み付ける

実際に板を当て、鉛筆でけがき線を入れながら、下穴を開ける位置を決めました。計算ではなく、現合(現物合わせ)で作業を進めました。失敗が減ります。

天板を組み付ける

天板も現合で下穴の穴あけをして、ネジで固定しました。

シンクや蛇口は、先に加工して取り付けてます。

前側に、スノコを一枚ネジで固定して、シンクの裏側が見えないようにしました。コンロのスイッチにも使えます。

 

裏側にスノコを組み付ける

スノコは、最初に組み付けた、ベースの板と重なるところに釘で固定しています。

上側は、タッカーで隣同士を固定しただけです。

意外としっかりしていて、何回も移動させていますが外れた事はありません。

 

蛇口・コンロの作り方

 

蛇口のハンドルは、クルクルまわります。

蛇口の穴は、彫刻刀で掘りました。蛇口は、スノコの足の部分を切って、ボンドで固定します。

ハンドルはタボを利用し、蛇口上部にタボ用の穴を開けています。

まず、凹を二つ作ります。一つに下穴を開け、タボをネジ固定します。そのあと、ネジを隠すように、二つの凹をボンドで接着します。

ここも材料は、スノコの足の部分を使いました。

蛇口は、天板の裏側から、ネジで固定しています。

コンロとシンクの作り方

 

コンロのスイッチも、クルクルまわります。

丸く切った材料の真ん中に、下穴を開けタボをネジ固定します。ネジを隠すようにつまみをボンドで接着しました。

スイッチを取り付ける板にタボ用の穴を開けます。スイッチを差し込み、抜けないように裏側にネジをつけてます。抜こうとしても、ネジが引っかかり抜けない仕組みです。

 

シンクは、ダイソーで買ったボウルの直径に合わせて穴を開けました。切り抜いた木材を加工して、コンロに使いました。

加工はまず、ノコギリの刃が入るぐらいの穴を開けます。(イメージですいません)

その穴から、けがき線にそってノコギリで切っていきます。電動工具ないので手動です。切断面をペーパーヤスリで滑らかにして完成です。

いつも通りのアクシデント

シンク用の、ボールの穴をあけました。カット後にボールをはめてみると、ゆるゆるで固定できない。また、やってしまった感じです。

いつものように悩みます。救う手はあるのか。

なんと、あったのです。天才的発想です。

ボールと木材の隙間に、スポンジを貼りました。両面テープ付きです。ダイソーで見つけました。奇跡。おかげさまで、ビチっとハマりました。

ごまかす技術が、うまいでしょ。

ドアを取り付ける

ドアはダイソーのスノコを一度バラし、ボンドをつけて組み直しました。長いところは、カットしました。グッドアイデアです。取手は、スノコの足の部分です。

小さいドアは、桐集成材の残りで製作しました。

蝶番は、ダイソーで買ったもの。結構、頑丈です。

小物を付けるとオシャレ

ダイソーで小物を買って、取り付け。オシャレ度アップです。オタマかけたり、ヘラをかけたり機能もアップします。

子供達に完成品を披露すると、すぐに蛇口のハンドル回してみたり、コンロで鍋に材料ぶっこんでグツグツしてみたり。喜んでもらえた~!嬉しっ!!

やっぱり、本当に動く機能があるとテンション上がるみたいです。ハンドルが回るだけで良いのです。ドアが開くだけで良いのです。

ここが大事【子供に片付け方を教える】

片付け

子供は、どこに何を片付ければいいのかわかりません。「片付ける」と言う経験を積んでいないのです。片付け方を覚えるには、経験を積んでいくしかありません。

まずは、片付ける入れ物、場所を決めてあげる。

この入れ物は野菜を入れるやつ。こっちはパンとかハンバーグとかドーナツ入れよう。

ここの棚は野菜入れるとこ、ここは食器、こっちは残った道具とか。

と、片付け指導。片付け方を、教えることが大事です。

慣れるまでは気長に待ちましょう。待ってあげてください。

私も本物のキッチンで、食器など片付けした時に「なんで、違うとこに片付けるん。」「いつもの所にないと、使う時に困るじゃろ。分からん?」

と言われた苦い記憶が・・・。

私の気持ちとしては、「はい。私には、わかりません。」です。

頻繁に食器を取り出すことが無いので、戻す所がわかりません。ヒントがないので、雰囲気で片付けました。そんなに、責めないで・・・

とは、言いません。

「ごめーん」とだけ・・・。

子供も慣れて来ると、自分で管理するようになります。上手に片付けが、できるようになります。忘れる事もありますが。

今では、片付けを手伝うと、

おとーさん、入れるとこ違うよ。やらんとって。あっち行っといて。

と、言うことも達者になりました。

まるで、お母さんみたい。あっすいません。

娘よ。これからも、しっかり料理つくってね~。

片付け忘れずに~。