絵本って、子供の想像力を育て、感情をゆたかにします。
子供に絵本を読んでいて、感じた事です。
登場人物になりきって、笑う、怒る、泣くを真似てみたり。想像を膨らませ、頭の中で絵本とは違うストーリーを作って聞かせてくれたり。子供達の考えって、面白いです。
私の中では、子供とコミニケーションをとる1つのツールとして絵本があります。
「これ、読んでー」と絵本を持ってきて、私の前側に座ると思いきや、膝の上に座る。なんか「キュン」ってなります。好きです。
と言う事で、こんな我が家に買ってしまった子供と一緒に楽しめる絵本を3つ紹介します。
【親子で楽しむ絵本】おすすめ3選
「だるまさん」シリーズ
※表紙がアレンジしてあるのは、気にしないでください。
絵とリズムで楽しむ絵本なので、0歳から楽しめます。
とても、リズムの良い絵本です。
誰でも、一度は聞いたことのある
「だ・る・ま・さ・ん・が」から始まります。
次のページを開いた時の、だるまさんのアクションに、思わず笑っちゃいます。
文字が少なく、リズムが良いので、覚えやすいです。
と言う事は、子供達も読み聞かせするうちに覚えます。
だるまさんの動きを真似しながら「だ・る・ま・さ・ん・が」と言ったあとに、アクションを一緒に行う。親子で笑いながら遊べます。
親子でコミニケーションを取るのに、もってこいの一冊です。
めちゃくちゃ身体を動かす事はないので、寝る前に布団の上で行えます。
笑って、リラックスして、寝る。
よかったら、お試しあれ。
「バムとケロ」シリーズ
この本に出てくる、キャラクター達はかわいいです。
イヌの「バム」とカエルの「ケロ」。性格がまったく違うふたりの、日常が描かれています。
この本の面白いところは、キャラの表情や動きです。細かいところまで見逃せない、そんな絵本だと思います。
特にケロちゃんが、思いのままに行動するところ。
ほんと、「えっ」って思う行動をします。実際にあったら激怒するようなことが、面白く、愛らしく描かれています。子供のようなケロちゃんを、バムが優しくフォローする姿。ほっこりします。いいコンビです。
「バムのように優しく、おおらかでありたいな。こんな感じで、子供達と暮らせたらいいな~。」
ケロに優しく接する、バムを見て思います。
もう一つの楽しみ方は、バムとケロ以外の出演者です。背景に出てくる、小さな隠れキャラがたくさんいます。
「あっガラゴがおる。ここで何しとるんかね?」と、子供達が発見して教えてくれました。バムとケロの片隅で起こる、小さなキャラクターのストーリーにも注目です。
背景のキャラクターが、ストーリーに合流するところもあったり、見ていて面白い絵本です。
「ノラネコぐんだん」シリーズ
この絵本は、全体の絵がかわいいこともあって、悪い事をしてる感じがありません。
かわいい見た目とのギャップのある、ノラネコぐんだん。好奇心を抑えきれず、思うがままに行動します。
思いつくのは悪いことばかり。しかし、ノラネコ達にとっては、悪いつもりは無いのかもしれません。「〇〇をしたい。」という欲求のままに、行動している感じがします。結果として、他人を困らせてしまう。
子供達にも、絵本を通して教えてあげたいところです。
そして、ノラネコぐんだんにいつも狙われるのが、ワンワンちゃん。
いつも大変な思いをさせられます。
しかし何が起ころうと、激高しません。常に、正しいことをノラネコぐんだんに教えてくれる、先生のような存在です。一人で、ノラネコぐんだんに説教できる、凄い度胸の持ち主です。
この、ノラネコぐんだんは、シリーズを通して一つのパターンがあります。
「ドッカーン」と「反省」です。子供達はこの二つが大好きで、新しい話を読むときにワクワクしてページを開きます。楽しめるポイントです。子供達と一緒に「ドッカーン」と爆発しましょう。
最後に、ノラネコぐんだんの反省点を、子供達と一緒に考えてみるのもいいかもしれません。