夢のマイホームを購入して、住んでみて思うこと。
なんか思ったのと違う。
設計する時に勧められたけど、不便やん。
後からアレやコレや欲しくなる〜。
こんな思いが毎年のように押し寄せてくる中、8年が経過しました。
この、ちょっとした不満を解決してきた方法がDIYです。
DIY=Do it yourself=なんでも自分でやってみよう
DIYは戦後、破壊された街を「なんでも自分でやってみよう」を合い言葉に、自らの手で修復していった活動が発祥という。
他人にできるなら、自分もできる。
これが、単純な私の発想である。
作り方を真似して、最低限の道具さえあればなんとかなった。
この記事では、そんな感じで作ってきた「不満や不便を解消する作品」を一度まとめてみることにした。
名付けて「DIYアイデア集」である。
貴方のマイホームの不便な部分が重なれば、ぜひ参考にしてもらいたい。
「DIYお家の片付けアイデア」を、まとめた記事もあるので、気になる方はこちらをご覧ください。
節約志向の私が「業者に金出すぐらいなら自分でやる」と、壊れた部品を交換してみたり、庭をかわいくしていく様を集めたDIY集もあります。
お家のお手入れや、庭のアレンジを、安く抑えたい方はこちらをご覧ください。
マイホームの問題『環境改善編』
理想のマイホームを建てよう。
そこには、素人では気づかない落とし穴がたくさんある。
その1つが、四季を通しての「部屋の温度」だ。
モデルハウスを見学に行くと、冬は暖かく、夏は涼しく感じる。
単に冷房、暖房に騙されているだけなのだが、家の造りが快適さを作り出しているように感じてしまう。
「断熱材が〇〇で・・・」
「〇〇構造のため、一年を通して・・・」
営業マンの言葉に騙される。
確かに、実家(ひと世代前)に比べると、夏はずずしく冬は暖かい家の作りになっていることは確かだ。
お金をかければ、もっと良い環境になったかもしれない。もう手遅れだ。
リビング階段は、子供たちとのコミュニケーションがとれますよ。
子供が家に帰って、そのまま子供部屋に一直線ってことを回避できますよ。
あの時は、何に共感していたのだろう。
帰ったら手を洗うだろ。飲み物を飲んだりするだろ。
そもそも、子供の帰宅時間に自分は家にいないと・・・今は思う。
そして、コミュニケーションのためを考えたリビング階段が寒い。
冬場は、「切る」スイッチのない天然クーラへ姿を変える。
リビングでは暖房をつけているのに、冷気を送り込んでくる。
この悩みから作ったのがコチラです。
アレンジして利用すれば、大きな隙間も塞げます。
そして、内窓は寝室の結露予防と寒さ対策にも、効果を発揮します。
内窓を設置すると、外気で冷えた窓に、室内の空気を冷やされなくなります。
寒い冬の朝に発生する結露が、軽減されます。
寝室に設置すると、内窓の効果がわかりやすいです。
部品を購入すれば簡単に作れて、冬の寒さ対策に効果ありのDIYになりました。
寒い冬を迎える前にやっておきたいDIYです。
子供達も快適に過ごせる家へ
自分の家って落ち着きます。
出張が多いせいか、余計に「あ〜ホッとするわ〜」と感じます。
では、子供達にとってはどうでしょう?
家の中を見渡すと、あるもの全てが大人サイズではありませんか?
何するにも難しいよな〜。
「早くしろって言われても難しいよな〜。」
これで怒られるのも可愛そうだし・・・。
そこで、子供達がすこしでも快適に過ごせるようにDIYを開始しました。
子供からしたら、大きすぎる家のトイレ。
少しでも簡単に使えるように、踏み台を作りました。
踏み台の効果は、子供が「一人でトイレできたよ〜」と喜んでくれました。
簡単な踏み台で、最高の評価をいただきました。
玄関も、子供が使いづらい場所のひとつです。
大人ですら、玄関の段差を不便に感じる事があります。
そこで、みんなが靴を履きやすいように改善したのが、玄関の踏み台です。
簡単なDIYで、子供達の不便さを取り除きました。
小さいことですが、子供は一人で出来るようになると自信を持ちます。
子供の失敗を怒ることより、成功する確率をあげることを考えました。
子供達も自信がつくし、怒ったり泣いたりする環境より、笑っていられるほうが幸せです。
子供にプレゼント&節約思考
家を建てたのが、8年前。
今では、家族も増え、小さかった子供もすっかり大きくなりました。
変わりゆく時代の中で、子供達にプレゼントしたDIYです。
大きな声では言いませんが、一番の目的は、節約したかったのです。
おもちゃも買うと高いのです。
意外と長く使えるオモチャ
子供が小さい頃はなんでもオモチャにしていたのに、だんだんと「あれが欲しい、これが欲しい」となってきました。
昔から、子供達に言っているのは「父ちゃん金ないし〜。買えんのよ〜」です。
言い続けたせいか、今ではスーパーに一緒に行くと「お父さん買えるん?お金あるん?」と心配をしてくれます。
いつの間にかキャラ設定が完成されていました。
そんな父ちゃんが、節約して製作したオモチャがあります。それがコチラ。
子供用のキッチンです(ギミック付き)。
最初はダンボールで作っていましたが、すぐに壊れるので木材でDIYしました。
昔は料理を作ってくれていたキッチンですが、今では娘がアクセサリーを収納して、化粧棚として使っています。
鏡も置いて、お化粧するみたいです。
キッチンが使わなくなったらバラバラにしようと思っていたのですが、意外な使い方で利用してくれるので、今も健在です。
お金がかかる自転車
お兄ちゃんが新しい自転車に乗るのを見て、娘が「あたしも自転車乗る」と言い出しました。
そんな娘に、お兄ちゃんのお下がりにキラキラシールを貼ってプレゼント。
しかし、あえなく失敗。
「こんなのイヤ〜」と全く受け入れてくれません。
自転車は、まだ乗れるのに捨てるのは勿体無い。
新しく買うとお金もかかる。
「小さいうちはお下がりでいいじゃないかっ」そんな発想から始めたDIYがコチラ。
自転車を、そのまま使いまわすと嫌がるんです。
でも不思議なものでね、色が変わると気に入ってくれるんです。
このおかげで、一台自転車を買わずにすみました。ちょっとした節約。
リビングキッチンを使いやすく
家の中でいちばん人が集まり、利用するのがリビングです。
時間の流れとともに、変化を必要とする場所でもあります。
そんなリビングを、快適に使えるようにしたDIYを2つ紹介します。
小学生から始まる宿題
子供が小学生になり困ったのが、宿題をする場所がないということ。
まだ、子供部屋に一人というのが怖いため、勉強机は買っていません。
リビングの食卓を使っていましたが、何かと不便が多く、御飯時にはモメることもありました。
そこで考えたのがコチラの勉強机です。
リビングの空いているスペースにピッタリのサイズです。
お店に観にいきましたが、値段とサイズと形で納得するものに出会えず、作っちゃいました。
勉強机だけでは少し寂しい感じがしたので、追加でアレンジして観ました。
磁石でプリントを貼ったりもできて便利なんです。
DIYの中で、一番頑張って作り方を研究した作品です。
自分が欲しいジャストサイズのものを作れるのは、DIYの強みです。
お店を探し回るより、作った方が満足のいく家具に出会える。
これが、DIYの好きなところです。
DIYを始めたせか、お店で値段を見ると「高い」と感じるようになりました。
「その値段出すなら、納得できんと買わんわ」と思うようになり、お店に対する購入のハードルが上がってしまいました。
キッチンに食材置き場がない
キッチンの意外な落とし穴だったのが、収納の少なさでした。
食器ではありません。食材です。
冷蔵庫以外に食材を収納する場所が少なすぎたのです。
追加で家具を置くスペースがない中、少しですが食材置き場を追加したのがコチラ。
これは、個人的にはアイデア賞です。
スペースがない場所に、物置を作りました。
わかってしまえば簡単な考えなのですが、閃くまでにめちゃくちゃ悩みました。
DIYは、アイデアを盗めば、自身の家にあった家具を作ることができます。
よかったら参考にして見てください。
DIYを初めて思うこと
家を購入後、なんとなくで作ってみたのが上記でも紹介した「ままごとキッチン」です。
そこからDIYにハマり、今でも欲しいものができれば製作しています。
DIYを初めてビックリしたのが、やりがいと達成感がすごいんです。
家をよくするために考えて作って、完成したら喜んでもらえる。
最高な気分になります。
ものづくりが好きだったこともあり、良い趣味になりました。
DIYは自分が楽しめて、家の不満が減り、節約にもなる。
よかったら挑戦してみてください。
初めてDIYをするにあたって「これだけはあった方がいい」という道具を紹介した記事もあるので、よかったら参考にしてみてください。
Let’s try!!